“卑弥呼の鏡” 三角縁神獣鏡が

奈良市埋蔵文化財調査センター 鐘方正樹 所長
「三角縁っぽいな」

奈良市埋蔵文化財調査センター 柴原聡一郎 技術員
「(可能性が)高いと思うが、下の鏡は違うんじゃないかと思います」

――いま鐘方さんが触って三角縁っぽい?

奈良市埋蔵文化財調査センター 柴原聡一郎 技術員
「そうですね、三角縁だと、名前の通り端っこが三角に尖がっていて分かる」

奈良市埋蔵文化財調査センター 鐘方正樹 所長
「三角形してるわ」

三角縁神獣鏡。文様がある面の縁が三角形をしていることが、その名の由来で、神や霊獣などのデザインが施されている。邪馬台国の卑弥呼は、中国の魏から「銅鏡百枚」を授かったと、『魏志倭人伝』に書かれている。三角縁神獣鏡はこの「銅鏡百枚」にあたるという説もあり、“卑弥呼の鏡”とも言われている。

当時、鏡は“権威の象徴”とされていて、中でも、三角縁神獣鏡は“謎の4世紀”を解明するカギとして重要視されている鏡なのだ。

――しかし鏡が2枚も出ましたね

奈良市埋蔵文化財調査センター 鐘方正樹 所長
「2枚出ましたね。もう1枚欲しいですね」

――まだありそう?

奈良市埋蔵文化財調査センター 柴原聡一郎 技術員
「少なくとも、もうここには無いのでは」

しかし、周囲の土を取り除いていくと...3枚目の鏡が見つかった。

奈良市埋蔵文化財調査センター 鐘方正樹 所長
「やっぱり3枚目あったな」

奈良市埋蔵文化財調査センター 柴原聡一郎 技術員
「鐘方さんにドヤ顔されると思っていました。絶対に無いと思っていた、ありましたね」