実は成長のサイン!思春期のにおいの正体
栁先生によると、小学5年生前後の子どもに においの変化が現れるのは、医学的に見て非常に自然な現象です。この変化には、人間の体にある2種類の汗腺が深く関わっています。
▼エクリン腺(全身の汗):全身に分布し、主に体温調節のために水分主体のサラサラした汗を出します。
▼アポクリン腺(においの元):ワキの下など特定の部位にあり、タンパク質や脂質を含んだ粘り気のある汗を出します。
このアポクリン腺から出た汗が、皮膚に住む細菌によって分解されることで、独特のにおいが発生します。
思春期のにおいの変化は、第二次性徴という成長プロセスの一環です。赤ちゃんの頃からある程度活発なエクリン腺に対し、アポクリン腺は思春期のホルモン分泌(性ホルモン)の増加とともに発達し、働き始め、汗が皮膚の細菌と反応することでにおいが発生しやすくなります。これは体の正常な成長プロセスの一部であり、過度に心配する必要はありません。














