福井・富山の知事は「小浜・京都ルート」と明言 石川県・山野之義知事は苦しいコメントに⁉

こうした中、3県の知事が国交省や自民・維新に対し、1日も早い全線開業を求める要望書を提出しました。書面には具体的なルートは盛り込まれませんでしたが、福井県と富山県の両知事のスタンスは同じです。

福井県・石田嵩人知事「福井県としては、小浜・京都ルートの令和9年度(2027年度)の認可着工を求めた」

富山県・新田八朗知事「小浜・京都ルートが望ましいのではないか」

福井、富山の隣県がそろって小浜・京都ルートを明言する中、県民会議で米原ルートを含めた再検討を決議している石川県の山野之義知事は、ルートの話ではないと強調します。

石川県・山野之義知事「きょうは何度も申し上げますけど、あくまでも3県共通の思いとして、今国会でルートを決めていただきたいという要望活動で来た。ルートをここに、あこにしてほしいということで来たわけではない」

ルートについては明言を避け続けました。

与党は7月17日までの今国会中のルート取りまとめを決めていますが、京都府内の地下水の問題が立ちはだかるなど、議論に決着がつくかは依然、見通せません。

福井・富山両県が小浜・京都ルートを明言する中、ルートの要望に来たわけではないと強調した山野知事。ただ、その回答ぶりは苦しささえ感じさせる様子でした。

「3県足並みを揃えて」という言葉とは裏腹に、石川だけが孤立を深める構図が明確になった今回の要望。果たして7月までの国会会期中にルート問題解決の糸口が見いだせるのか、ルートをめぐる議論はますます注目を浴びそうです。