新春の恒例行事、金沢市の消防出初式が8日に行われました。
伝統の加賀鳶はしご登りが披露され、加賀火消しの心意気が表れていました。金沢城公園での出初式には金沢市消防局の職員と市内49の消防分団の団員あわせておよそ1300人が集まりました。
出初式の目玉は、藩政時代から正月の風物詩として受け継がれてきた加賀鳶はしご登りの披露です。

はしご登りは、頂上から火災の状況や風向きを確かめていたのが始まりと言われています。その後下帯姿になった団員たちは金沢城を背に一斉に放水を行い、今年1年の活動に向けた熱意を示していました。