宮崎市の認可保育所で、保育士4人が、複数の園児に対し、虐待を含む不適切な保育を行っていたことが分かりました。
宮崎市はこれを受け、11日、市内の施設に対し、適切な保育を行うよう文書で通知しました。

被害を受けた園児の保護者の1人は、MRTの取材に対し、「裏切られた思いで許せない」と話しました。

宮崎市などによりますと、不適切な保育が確認されたのは市内の認可保育所の保育士4人です。

宮崎市は、この保育園について、去年6月の匿名の通報を受け、立ち入り調査を実施。
その結果、2024年4月から翌年の7月にかけて、保育士による威圧的な言動などが確認されました。

この保育園は、宮崎市の指導を受け、園内に複数のカメラを設置するなど対策をとりましたが、今年1月の立ち入り調査でも、新たに、園児の体を叩く行為などが確認され、2回目の指導を受けたということです。

4人の保育士は、複数の園児に対し、威圧的な口調で「おい」と呼びつけたり、「たたくからね」と脅すような発言をしたりしていました。

このうち、「ブス」など、園児の容姿や家族環境を揶揄する言動について、宮崎市は虐待にあたるとしています。

保育士4人は、全員、今年3月末までに退職しています。

被害を受けた園児の保護者の1人は、MRTの取材に対し「裏切られた思いで許せない。とにかく子どもたちが、安全に過ごせるようにしてほしい」と話しました。

今回の問題を受け、宮崎市は、11日付けで、市内のすべての教育保育施設に対し、不適切保育の未然防止を求める文書を通知しました。