1年の無病息災を願う「七草粥の会」が山口県防府市の防府天満宮で開かれました。


防府天満宮の「七草粥の会」は毎年、この時期の恒例行事で市民ら120人が集まりました。

七草がゆは無病息災の願いを込めて力強く葉を広げた若菜から新しい年の力をもらおうという風習です。

春の七草はセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロとされます。
集まった人たちはそれぞれの願いを込めながら境内で摘まれた梅の実を漬けた梅干しなどと一緒に七草の素朴な香りを楽しんでいました。

親子
「まだ少し暮らしづらいところはありますけど、だんだんだんだん、縛りが少なくなってきて何も気にせずに過ごせるようになったらいいと思います」

七草がゆが終わると天満宮では弓始式や節分など本格的に春を迎えます。