「七草の日」の7日、高知県南国市の直販市の生産者らが無病息災を願って手づくりの七草がゆを振る舞いました。

厨房は生産者らが朝早くから準備にとりかかり大忙しです。JA高知県の直販市「かざぐるま市」では、2012年から毎年1月7日に七草がゆを振る舞っています。

子ども達も“七草がゆ”をおいしそうに頬張る

セリやナズナといった春の七草は、地元の畑で採れたもので、米は南国市産のコシヒカリを使い、1升5合、およそ300食分が用意されました。塩とかつおだしだけのシンプルな味付けが優しく、毎年この日を楽しみにしているファンも多いといいます。

■味わった買い物客
「おいしいですあっさりして。胃を休めてね、健康でいたいですいつまでも50代のつもりだから(笑)」

■JA高知県「かざぐるま市」運営協議会会長 有澤節(ありさわせつ)さん
「みなさんがおいしいと言ってくれることが一番うれしいですね。コロナが早く終わってくれることが一番の願いで、従来の営業ができるようにしたいですね」

訪れた買い物客らは優しい香りの七草がゆを味わいながら1年の無病息災を願っていました。