福岡県警は、2022年の1年間に県内で起きた交通事故で亡くなった人が、統計を始めて以来最も少ない75人だったと発表しました。

福岡県警によると、2022年に交通事故で亡くなった人は75人でした。

ピークだった1961年の663人から約9割減少し、統計が残る1946年以降で最も少ない数です。

去年の事故では、死者の約6割を65歳以上の高齢者が占めたほか、時間帯は午後8時から9時が最も多かったということです。

死亡事故が減った要因について、警察は午前中の通学路などで実施した集中的な取締りの効果だとしています。

また、2023年は4月から自転車のヘルメット着用が努力義務になるため、呼びかけを強化するとしています。