「感染力はそれほど高くないとみられる」一方で…

今回、死亡した1人と治療中の1人からは、ハンタウイルス38種の中で唯一ヒト・ヒト感染が起こるとされる「アンデス株」が検出されました。
この「アンデス株」は、主にアルゼンチンとチリで確認されていて、症状は発熱・せき・嘔吐・下痢など。急速に悪化すると呼吸不全を起こし、死亡することもあるそうです。

勝田教授は「今回のツアー内容を見ると、説明会やボートなど、“密”になる機会が多そうだった」と指摘。
一方で「しかし、あの規模の船でコロナなら30人くらい感染してもおかしくない。感染力はそれほど高くないとみられる」と言います。
小さいボート・講習会・食堂…ツアーでは“密”な環境多い?
今回のクルーズ船と同じ出発地点であるウシュアイアから南極大陸へのツアーに参加したMBS山中真解説委員も船内の“密”な環境を経験したと言います。
(MBS山中真解説委員)
「南極大陸に着いて島に渡ったりする際、何人かで小さいボートに乗り分けていくときには『密』になりますし、講習会の時間にはラウンジのような場所に集まります。また、食事のときも基本的には食堂スペースで一緒になります」
「ウシュアイアから南極に渡るドレイク海峡は“世界一荒れる海”と言われる場所で、非常に揺れる。船内の廊下には何mおきにビニールがあって、いつでも嘔吐できるようにしていました」














