プロ野球の広島にドラフト2位で入団した小海町出身の内田湘大(うちだ・しょうだい)選手。
7日、広島にあるチームの寮に入ります。
信州から羽ばたく18歳の新年の抱負と素顔に迫ります。

小海町出身で広島東洋カープにドラフト2位で入団した群馬県、利根商業の内田湘大選手。

入団会見を終えた12月、SBCの単独取材に応じてくれました。

身長183センチの恵まれた体格から放たれる長打力が魅力で、高校通算本塁打は36本。

高校時代は最速149キロの投手としても活躍しましたが、プロでは野手1本で勝負します。

「1軍で活躍してるいろんな選手と対戦してみたいなって思います」

小学2年生から野球を始めた内田選手。

原点は自宅での特別な練習です。

父親が自宅に作ってくれたバッティング練習場で練習に明け暮れました。

「暗くなるとボールが見えないんで、カーテンを全部開けて、できる限り明かりを入れて、見える限りやってたって感じですね、近くのバッティングセンターもここから1時間ぐらいのところだったんで、感謝しかない」

軒裏には今も当時の努力の跡が残っています。

内田選手は中学生の頃から群馬県のチームでプレー。

高校は利根商業に進学し、かつて甲子園優勝に導いた経験のある名将=福田治男(ふくだ・はるお)監督から指導を受けました。

入学時には無名の選手でしたが、野球を始めた頃から抱いた目標は見失いませんでした。


「何度も挫折しかけてきてけどそこで諦めたら絶対プロというのはなれないと思っていたので」

重ねた努力が実を結び、プロから注目される選手になりました。