がんが見つかって…
師匠の背中を見ながら研鑚を積む最中、9年前右足にがんが見つかりました。当時抗がん剤治療などを体験し、価値観が大きく変わったといいます。
上田宗篁さん
「ここの家業をしっかり自分の運命として役割を果たす中でも、自分が自分の人生を本当に毎日『明日死んでもいい』と思えるぐらい、充実して楽しいものにしていかないと生きている意味がないなということが、その命が失われるかもしれないという経験をした中で一番感じたことでしたね」

正座はできなくなりましたが、机を使い椅子に腰掛ける立礼式(りゅうれいしき)でのぞんでいます。
上田宗篁さん
「ここ10年ぐらいで一気にその腰掛けで茶の湯を行うことの許容っていうのがかなり広がったように思いますので。時代的なタイミングに救われてる部分もあるなというのは感じます」

広島サミットでのおもてなしや、ハノーバー市での展覧会を終えた翌年の2024年。家元の継承について伝えられたといいます。














