きょう、円相場が160円台後半まで円安が進むなか、片山財務大臣はさきほど、「いよいよ断固たる措置を取るタイミングが近づいている」と市場を強くけん制しました。

都内のハンバーガー専門店。ビーフ100%のパティに、炭火焼きベーコンとチーズを合わせたハンバーガー。

「他の食べ物で味わえない満足感」

しかし、いま円安が直撃しています。

OLD NEW DINER 田中伸行オーナー
「本当にいろいろなものが値段上がりすぎていて…」

歴史的な円安水準を受け、アメリカ産牛肉の仕入れ価格があす以降、1キログラムあたり350円上がります。

OLD NEW DINER 田中伸行オーナー
「次の新しい価格が10年前のちょうど倍になった。安い食材はないんじゃないか」

さらに、ベーコンやチーズ、アボカドなど、トッピングに欠かせない食材も軒並み値上がりしています。

OLD NEW DINER 田中伸行オーナー
「(ハンバーガーが)日常使いというよりも、特別な食事に変わってきている」

きょう、円相場は一時1ドル=160円70銭台と、およそ1年9か月ぶりの円安水準となりました。歴史的な円安水準に政府もさきほど…

片山さつき財務大臣
「いよいよ、かねてから申し上げてきた断固たる措置を取るタイミングが近づいている」

さらに、さきほどの店では円安だけではなく、イラン情勢の混乱による影響も。原油由来の加工がしてあるテイクアウト用の箱なども値上がりする見込みです。

OLD NEW DINER 田中伸行オーナー
「もういまこのメニューの価格でやるのは結構厳しい」

きょうはイラン情勢の影響を受け、株価も一時900円以上値下がり。原油の先物価格が一時110ドル台まで上昇したことで、企業の業績悪化につながるとの見方から売り注文が広がりました。

そして、きょうは長期金利も2.535%まで上昇と、およそ29年ぶりの高水準をつけました。

円安、株安、債券安の「トリプル安」。私たちの暮らしの先行きに不透明感は強まっています。