雪景色とのコラボレーションも楽しめる「啓翁桜」の出荷がピークを迎えています。

富山市の山田地域では、本来、春につぼみをつける啓翁桜を冬に咲かせるため温室の室温を昼を20℃から23℃、夜は13℃に保つ促成栽培で開花を調整しています。

生産組合によりますと、ことしは8月から9月にかけて強風の影響で枝が折れてしまったものの、例年並みの5万本の出荷を確保できそうだということです。

山田村花木生産組合 石崎貞夫 組合長:
「非常に順調につぼみが膨らんでいていい花が咲いて楽しめるんじゃないかなと。一足早い春を楽しんでもらいたいなと思います」

出荷作業は今月27日まで続く予定で出荷された啓翁桜は富山市の地場もん屋総本店や県内の小売店などで販売されます。
