大分や宮崎を経由して福岡と鹿児島を結ぶ「東九州新幹線」について、福岡県は28日「年間約700億円の経済波及効果がある」とする試算を発表しました。

「東九州新幹線」は、1973年に整備計画が定められましたが、50年以上も進展がなく「幻の新幹線」とも言われています。
九州新幹線が開業し、西九州新幹線も部分開業した今、新幹線がない大分県や宮崎県などでは整備への期待が高まっています。
福岡県が28日に発表した試算によりますと、北九州市から鹿児島市までを結ぶ「日豊本線ルート」が整備された場合、所要時間は
▼博多ー大分間で約1時間短縮(1時間52分→51分)
▼博多ー宮崎間で約2時間半短縮(4時間4分→1時間39分)
となり、観光客は年間528万人増加する見込みです。
試算では、福岡県内に限ってみても、整備に伴う建設工事などによる経済波及効果は6661億円で、観光など開業後の経済波及効果は年間で699億円にのぼるとしています。
福岡県は「基本計画路線の次の段階である整備計画路線への格上げを目指し、開業への機運の醸成を図っていきたい」としています。














