沖縄総合事務局は、那覇-久米島、那覇-本部を結ぶ高速船の就航を目指してきた久米島オーシャンジェット社に対し、高速船「つむぎ」の一般旅客定期航路事業開始を許可しました。許可は27日付です。

「つむぎ」の客室内部

就航する高速船「つむぎ」は、水中翼が生み出す揚力で船体が海面に浮かぶジェットフォイル船で、揺れが少なく船酔いしにくいとされています。那覇と久米島を通常70分、那覇と本部を50分で結ぶ速さも特徴です。

高速船事業から撤退したJR九州高速船の中古船が使用されていて、船体の改修に時間がかかり、これまで2回、就航を延期していました。

改修作業の様子(会見使用画像から)

「つむぎ」の航路では冬から春にかけてクジラが繁殖するため、久米島オーシャンジェット社は、衝突を回避するため迂回するなど対策するとしています。

運賃は那覇-本部間で片道6800円、那覇-久米島間で片道7800円を予定しています。久米島町民の運賃は5400円で、約3割引きの運賃となっています。

運航を開始する5月1日午前7時過ぎには就航式が執り行われる予定です。