2026年の私たちは『第2部』を書けているか?
「日本列島の改造・第2部を書こうかと思っているが、そんな暇はないんだ」
会場の笑いを誘ったこの言葉には、田中角栄らしい現実主義がにじむ。

政治は、語ることではない。動かすことだ。
予算をつける。
仕組みを変える。
未来に責任を持つ。
田中はそう考えていた。
その後、日本はオイルショックという大きな危機に直面する。
だが、新幹線や高速道路、港湾整備といったインフラは、その後の日本を支える骨格になった。
目の前の不満に応えるだけではなく、次の時代を支える土台をつくる。
「それが政治だ」と、角栄は信じていた。

2026年。
エネルギー危機に揺れ、物価高に苦しみ、地方の衰退を嘆く私たちは今、本当に“1000年先”を見ているだろうか。
地方は衰退する場所ではなく、 日本を支える「残された宝庫」だ。
新潟が生んだかつての総理大臣の言葉は、いまも我々に問い続けている。
「この国の未来を、誰が描くのか?」と。














