【小松市民の「神デザート」は山形生まれ!? 給食で争奪戦が起きた『ホワイトミニー』の正体】
石川県小松市で非常に人気の高い商品として、山形県寒河江市にある日東ベストの「ホワイトミニー」も挙げられます。
ホワイトミニーはクリームチーズとヨーグルトを使ったレアチーズ風のデザートで、石川県小松市など一部地域の小中学校の給食で提供されてきました。
小松市出身の30代男性は「神デザートとして欠席した子供の分で争奪ジャンケンをした」などと話し、「給食」という子供たち全員が経験する共通体験がきっかけとなり、思い出として深く刻まれているようです。
また、チーズが嫌いな子供でも食べやすいレアチーズ風の味設計にするなど、幅広く愛されるデザートとして人気を博しています。
更に、大人になってからも懐かしの味を求めて小松市内のショッピングモールや通販で購入する市民がいるなど、「ホワイトミニー=コマツのソウルフード」という独自の文化が形成されました。
日東ベスト担当者「ホワイトミニーが小松市で愛されていることを、大変光栄に思っております。長きにわたりご支持いただいている商品ではありますが、開発段階ではチーズとヨーグルトの双方のバランスを取るのに大変苦労した思い出深い商品でもあります。これからも大切な思い出とともに〝懐かしの味〟として、皆様に喜んでいただけるよう作り続けてまいります」
県を超え、石川県民にソウルフードとして愛される商品の数々。遠く離れた地のメーカーが石川県民の胃袋を掴んだ背景には「地元の素材を引き立てる味」と「ライフスタイルへの合致」がありました。食卓に並ぶその一品は家族の団らんや学校生活の思い出と共に刻まれた「地域の絆」といえそうです。石川の豊かな食材や家庭の味に寄り添い、共に育ってきた「越境ソウルフード」たちは、今日も石川の食卓を明るく、おいしく彩っています。














