高知市の卸売市場では新年の初市が開かれました。仲買人らが次々とマグロを競り落とし市場は活気にあふれました。
高知市の卸売市場は毎年1月5日に初市を行っています。日の出前から商売繁盛を願うセレモニーが行われ、高知市の岡﨑誠也市長が「多くの観光客を呼び込んでともに経済をまわしていこう」と激励しました。初市には宮崎県で水揚げされたキハダマグロとメバチマグロあわせて22本が出され、競りが始まる前に仲買人たちは長年培った経験を頼りにマグロの尻尾の断面を見て色や肉質を確かめるなどこれから買い落とすマグロを慎重に吟味していきました。
競りが始まると仲買人たちが数分のうちに次々とマグロを競り落とし、場内は活気にあふれました。最も高い値がついたのは46.2キロのメバチマグロで、16万1700円でした。
卸売市場によりますとコロナ禍の影響で飲食店の需要が減り、鮮魚の取扱量は減少傾向にあるということです。
(仲買人)
「(Q.マグロを何本買われましたか?)競りでは4本。(Q.マグロの味は?)まぁまぁええんじゃないか。1匹の魚を釣るにしてもここへ持ってくるにしてもものすごい労力がかかっている。それを人生と一緒に味わってほしい」
競り落とされたマグロは県内の飲食店やホテルなどに出荷されるということです。
注目の記事
「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

「別腹」は気のせいじゃない…正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい誘惑に打ち勝つ!医師が解説

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常

【全文掲載】高市早苗総理 初の所信表明演説 物価高対策に経済成長、外交・安全保障など詳しい政権運営方針 人口政策・外国人政策も

「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿

「また無くなるのでは」と買い占めも…コメ豊作なのに続く高値「増産」は実現可能なのか?【Bizスクエア】









