現場の獣医師「新しい治療方法へのアクセスのしやすさがポイントに」
『腎臓病の新しい薬はいつから使えますか?』
都内の動物専門学校で講師を務め、オンラインで全国の飼い主からの健康相談に8年以上取り組んでいる獣医師の中道瑞葉さんは「現場レベルでの期待感は高くなっている」と言います。
ただ、新しい治療が広がるには現実的なハードルがあることも指摘します。飲み薬であれば飼い主が自宅で与えやすいものの、注射(特に静脈注射など)となると飼い主が家で行うのは難しく、また慢性腎不全は経過が長くなりやすいため、かなりの回数の通院が必要になる可能性があります。
中道瑞葉 獣医師
「画期的な薬ができても、通院や費用の壁で治療を受けられない場合、『お金があれば助けられたのに』と、飼い主さんに新たな悲しみを生んでしまう側面も考えられます」
注射薬自体の価格や投与を受ける頻度、通院にかかる負担など、新しい治療方法へのアクセスのしやすさがポイントになると指摘しています。














