隣の学校はこんなに違う 「バラバラすぎる」公立教育の現実

──さて、新学年が始まりましたが、今のお話とどう繋がってくるのでしょうか。

(陰山英男さん)
「まさに『学校に関心を持とう』ということです。先ほどのような学校がある一方で、地域によって学校のあり方が大きく変わってきています。例えば、岡山県総社市のある小学校は、全国でも珍しい学校選択制を導入しています。総社市以外の子どもたちも来ていいとしているんです。」

──それは費用は総社市が出しているのに、市外の子どもたちも受け入れるということですか。その心はなんでしょうか。

(陰山英男さん)
「それほど自信があるということです。逆に言えば、生徒を抜かれてしまう市町村があるわけです。実際に何人か市を越えて越境入学している子どもがいるそうです。同じ行政区の中での学校選択制は珍しくありませんが、行政区を越えてやるのはあまり聞いたことがありません。」