情報漏洩、倫理観…便利な一方でリスクも指摘

日比キャスター:
一方で、リスクも考えられます。

慶應義塾大学理工学部の栗原聡教授によると、
▼情報漏洩の危険性、
▼倫理観への課題、
▼人間の思考能力の低下
などというリスクがあるということです。

TBS報道局 経済部 張叶橋 記者:
情報漏洩に関しては、個人情報をAIに渡したら、AIがどのような動きをするのかはまだブラックボックスです。知らぬ間に情報が漏洩してしまう危険性が指摘されています。

また、AIは自分の言動がモラルに反しているかどうかを判断する基準を、まだ持ち合わせていません。人を傷つけたり、嘘をついたりといったことも指摘されています。

日比キャスター:
“シコファンシー”といって、AIがユーザーの期待に寄り添おうとするあまり、いわゆる“ヨイショ”、迎合するような返答をする傾向にあるということです。

そうしたAIの特徴をユーザー側・人間側がしっかり理解する必要がありそうです。

国際情報誌「フォーサイト」元編集長 堤伸輔さん:
SNSなどでも、よく見ているものを次々におすすめしてくれることで、好みが偏っていってしまうということがあります。

AIエージェントにも同様の傾向があるのであれば、偏ってしまう可能性があります。そのような可能性を知った上で、そもそもの問いかけをしないといけないだろうと思います。