年間を通じた安定的な出荷へ、稚魚人工的に育てたから養殖ブリが初めて本格的な出荷を迎えました。

ブリは例年4月から6月にかけて産卵の関係で味が落ち出荷量が減少します。

このため、県は年間を通して養殖ブリを安定的に供給できる体制を作ろうと、水温と日照時間をコントロールして産卵期を遅らせる取り組みを3年前から始めました。

こうしたふ化させた稚魚をおよそ4キロまで育て上げ、今年初めて本格的な出荷を迎えました。

県によりますと24日には2千匹が県内外の市場や加工場などに出荷されこれから6月にかけて4万匹が出荷される予定です。

(渡辺水産・渡邉満晴代表取締役)「成長は天然の魚と変わらずに良く育ってくれたと思う。この時期にもこういった魚が出荷できるということを知ってもらって、他の人にも挑戦してもらえればと考えている」

県内の養殖ブリの生産量は年間1万6000トンあまりで鹿児島、愛媛に次ぎ全国3位となっています。県はこの人工種苗の普及によって安定期な出荷体制を整え質量ともに向上させていきたい考えす。