きのう午後、岩手県大槌町の2か所で発生した山林火災は、きょうも延焼が続いていて、すでに200ヘクタールが焼失しています。現場では消火活動が続いていますが、火は住宅街に迫っています。

高柳光希キャスター
「今、山の横の道をあがってきたんですが、見えますね。火の手がパチパチと音を立てながら燃えています。かなり煙も濃くなっています。焦げくさいにおいもかなりしますね」

民家近くまで迫る炎。きのう、岩手県大槌町で発生した大規模な山林火災は、一夜明けたきょうも延焼しています。

高柳光希キャスター
「消防隊員による懸命な消火活動が今、行われています」

地上からの消火活動だけではなく…

報告
「今、ヘリコプターの水が延焼している山に放水されました」

早朝から自衛隊のヘリなどが消火活動にあたりました。近くに住む男性は…

「(家の)裏でバチバチバチバチ音がしていたから」

高柳光希キャスター
「バチバチというのは火が?」

「うん、火が」

家から500メートル近くまで火の手が迫ったという男性。きのうの夜は避難所には行かず、車でひと晩過ごしたといいます。

火事が起こったのは、大槌町小鎚地区。きのう午後2時前、「のり面が燃えている」と通報がありました。火は住宅などに延焼し、その後、山林へと燃え移りました。

さらに、東へおよそ10キロ離れた吉里吉里地区でも別の山林火災が発生。夜になっても火の勢いは衰えることはなく…

報告
「大槌町吉里吉里の山火事現場です。夜になっても火の勢いは衰えておらず、依然、風が強い状態です」

火は勢いを増し、燃え広がりました。

報告
「住宅に火がだいぶ近づいています」

町によりますと、焼失面積は小鎚地区でおよそ23ヘクタール、吉里吉里地区でおよそ178ヘクタールになっています。

また、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が出ているなか、吉里吉里地区の一部などでは避難指示が継続していて、97世帯185人が避難所に避難しています。

避難している住民
「こわい。家の後ろにめっちゃ煙あった」
「(仕事から)帰る途中に見ながら帰ったんですけど、炎が10メートルくらい上がったんです。やばいなと思って。ほとんど寝てない」