「フェラーリに給油するガソリンまで下げる必要はない」

――全世界のエネルギー危機を引き起こしたわけですが、これをどう乗り切るか。

自民党 河野太郎 国際局長:
私はもうこのガソリンの補助金というのは早くやめた方がいいと思ってます。備蓄が200数十日という限られた状況の中で、代替調達はできると思いますけども、それでも石油施設が被害を受けて修復に時間がかかるようなことも起きるだろうと思いますから、あるものをどう延ばし延ばし使っていくかというのは大事なことです。ガソリンの値段を下げちゃうと、今までと同じようにやってくださいというメッセージになってしまう。

そうじゃないんだと。ここはなるべく無駄なことはやめてくれというシグナルを、政府は早いうちに出した方がいいと思います。本当に必要な公共交通機関や輸送業、あるいは所得が低くて家計を直撃して苦しんでるような方には、ピンポイントで支援をすることは必要です

何もフェラーリやロールス・ロイスに給油するガソリンの値段も一緒に下げる必要はないよねと。今のメッセージとして、無駄なことはなるべくやめようよというメッセージを政府が早く出した方がいいと思ってます

――もうひとつナフサの不足に関しては私達の生活にも影響するわけですよね。

自民党 河野太郎 国際局長:
ナフサは日本に持ってきた原油から、それを精製して作っているのが日本の使用量の大体4割。それから中東以外から持ってくるナフサが2割ですから本来ならこの6割は変わらずにあるよと。

ただ問題は、ナフサの形でホルムズ海峡を抜けて日本に入ってきているのが4割あって、これが今止まっちゃうわけですね。今、アルジェリアとかアメリカとかいろんなところから、ナフサを何とか代替調達をしている。それと日本にはナフサと、それからナフサを原料とするものが備蓄されていますから、本来4月、5月は量的にも困らないはずなんです。

やっぱり「ナフサが…」っていう話を聞くと、みんなが「とりあえず押さえておかなきゃいけない」ってなっている。例えば塗装屋さんだったら、「5月の仕事の分までは押さえておこう、6月の分までは押さえておこう」と言ってみんなが需要を作ってしまうと、物が足らなくなるということが起きてます。

とりあえず当面は前年通りまず行き渡らせるようにした上で、これから量がこういうふうに減っていくから、少しずつその分はみんなで協力して需要を下げてくれ、あるいは需要を先延ばししてくれっていうことをやってかなきゃいけないんだと思います。目詰まりが問題なんで、そこはみんなでここは協力して解消していこうよということを、やっぱりこれは総理が音頭を取って、国民の皆様のご協力を仰ぐっていうことが大事なんだと思います

――何で目詰まりなのかっていうことを政府がきちんとやることが必要じゃないですか。

自民党 河野太郎 国際局長:
赤沢大臣が記者会見で、かなり具体的にナフサはここでこうなってるっていうことをおっしゃってますから、できればメディアもそれをしっかりキャリーしていただきたい。そこはメディアがやっぱり頑張ってもらわないと、じゃあSNSでやろうっていうことになっちゃいますから。今がおそらくオールドメディアの価値があるのかないのかが試されている