なぜ持ち込み全面禁止ではなく「2個」なのか?

社会部 井上記者:
「持ち込みは2個まで」というルールは国際的な専門機関が決めたもので、日本もそれに倣ったかたちです。
国交省に取材したところ、国際機関ではもともと「全面禁止にしてはどうか」という意見があったようです。
しかし、持ち込みを全面禁止にした場合、隠して持ち込む利用者が増えるのではという議論もありました。こうした安全性への懸念や、旅先での利用者の利便性も考慮して、「2個が妥当」という結論に至ったということです。
また充電を禁止にした理由として、充電中の出火リスクが高いことがあります。実際に、リチウムイオン電池の火災の約6割が、充電中に起きているというデータもあります。

【リチウムイオン電池 住宅火災における出火時の状況】(令和6年中 速報値 東京消防庁より)
充電中:61%
非充電中:30%
使用中:4%
その他不明:5%
社会部 井上記者:
ANAやJALといった大手航空会社では、ほとんどの飛行機には電源がついていることから、機内の電源を使って充電してほしいということです。
ただLCCでは電源がない場合もあるため、そのようなときは空港の設備を使って事前に充電してほしいとしています。














