序盤は強い当たりに苦しむも…徐々に試合の流れを引き寄せる

 しかし、さすがは桜のジャージの重みを知る選手達。対応力の高さと勝負所をわきまえたチームプレーで試合の流れを引き寄せていきます。

 前半のうちに21対14と逆転すると、一人一人が体を張った集中力の高いディフェンスでピンチをしのいでいきます。

 そして、後半開始直後にFW陣が奮起して、追加点となるトライを奪うと、チームを率いる大久保直弥ヘッドコーチが「うちには、チームプレーを遂行した上で、決定的な仕事ができる選手は何人かいますから」と話したように、ライナーズが追撃のトライを奪うたびに、チームとしてチャンスをひろげたうえで、個々人が決定力の高さをみせて粘るライナーズを突き放しました。

 ライナーズ追い上げムードの中、まずは、WTB・久住誓蓮選手(天理大)が見事な独走トライを決めてチームを勇気づけると、大事な試合終盤には、高校日本代表で副将を務めたCTB・福田恒秀道選手(帝京大)がトライ、さらにSH・荒木奨陽選手(帝京大)が抜群のスピードでラインブレイクしてFL・申驥世選手(慶應大)のダメ押しのトライにつなげて勝負を決定づけました。