切れ味鋭い空手道の「形」を披露するこちら、元世界チャンピオン・宇佐美里香さんです。現在は空手道の指導に仕事、そして2児の母という多忙な日々を過ごしてますがこのほど、念願の道場を開きました。それは1人の空手家としての夢でした。
今月9日の夜。
空手道の指導に打ち込んでいたのは元世界チャンピオンで現在は鳥取県スポーツ協会に勤める宇佐美里香さん40歳です。
道場を見渡すと…所々年期が入っているように見えますが、ここが宇佐美さんにとっての夢の空間です。
空手家 宇佐美里香さん
「日本空手道宇佐美Rika道場と言います。今日からスタートです」
宇佐美さんは東京都出身。
得意とするのは四方八方の相手を想定して一連の技を披露する「形」です。
国士舘大学在学時に鳥取市に武者修行で訪れたことがきっかけで卒業後は鳥取市に移住。形の鍛錬を続けました。
2012年にはフランス・パリで行われた世界選手権で初優勝。全日本選手権でも5回の優勝を誇り長年にわたって日本の空手道を牽引してきました。
引退後は、東京オリンピックで強化委員長として選手に帯同したり県内では、小学校で空手道の普及に取り組むなど指導者として活躍しています。
空手家 宇佐美里香さん
「ただ勝負とか勝ち負けだけじゃなくて、心身ともに鍛えられる、健康であるための道場であることが1つと、優しくて心の強い芯のある子を目指して欲しい。人として人間として育てられる道場も目標にしている」
今回新たに開いた道場は、空手道を通じた心や体の発達などを目標に掲げると共に「ストレスを発散したい」「健康的になりたい」など1人ひとりにとって目的のある空間作りを目指しています。
体験者
「楽しかった」
「もうちょっと力や気合を入れたい」
「世界の宇佐美さんとは会えると思いませんでした」
「すごく優しく丁寧に教えて頂いたんで、楽しく入れそうな感じがした」
平日夜の練習は初心者向けですが日中は世界を舞台に活躍するトップ選手向けの技術指導も行う"来るもの拒まず"の道場でもあります。
ここは元々昭和の時代に建てられたという縫製工場。およそ20年間使われずに眠っていましたが宇佐美さんらが手を加え、道場に生まれ変わりました。
空手家 宇佐美里香さん
「ここはお子さんを連れて来た時に待てるスペース。私も下の子が3歳で小さいですけど、走り回りたくてしょうがなくて、この中に押し込んでおきたい」
宇佐美さん、2015年に結婚し、今では2人の男の子を育てる母親。育児に奮闘しています。
長男の琉生くんは世界の頂点に立った母の背中を追って鍛錬に励んでいますが次男の玲生くんはやんちゃ盛りです。
「道場を開く」という夢を叶えた宇佐美さんの新たな夢は?
空手家 宇佐美里香さん
「(自分も)技を磨いてしっかり指導者としてチャンピオン育てられるように。また、子どもたちもしっかりと人として育てられるような指導者になりたい」
元世界チャンピオンが空手を通じて心と体を鍛える「宇佐美Rika道場」。
毎週火曜日と木曜日、週2回道場は開かれています。














