いずれ実をつけ 堅実な拡散戦略で次世代に…

【画像を見る】ナガミヒナゲシはこんなところにも咲いている!

──この花、気がつけばいつの間にか増えていますね。

(東洋産業 大野竜徳さん)
「今、目の前で咲いている花も、やがて細長い実をつけます。この実の中には、ひとつあたり1,500粒以上。

株全体では種の総数は数万粒に達することも珍しくありません。

そして、この植物の種まきは小さくもよくできています。

実が熟して乾燥すると、上部に小さな隙間ができ、まるで塩こしょうの容器のような構造になります。

隙間から風や人の動きで揺れるたびに、中の種がパラパラと少しずつこぼれ落ちます。一気にばらまかず、揺れた分だけぱらぱら長い間種をまき続けます。

実に堅実で、しかも見えにくい拡散戦略です。気づいたときには、周囲一帯にしっかり次の世代を仕込み済み。なかなかしっかりした戦略です」