「ゴミの山」ではなく「宝の山」

目当ては、電子部品に含まれる金やパラジウムなどの「レアメタル」。このたくさんの箱は出した側にはごみですが、会社にとっては「宝の山」です。

まずはハードディスクなどの記憶媒体を消去するか、破壊してデータが外に漏れないようにします。入り口のセキュリティーゲートもこのため。個人情報の保護には特に力を入れています。

(中根グループリーダー)
「画面にチェックマークがついているので、これで消去完了になります」

そして手作業で分解。ドライバーでネジを外し、基盤やバッテリーなど手際よく解体していきます。ここでは障害者雇用にも力を入れていて、従業員100人のうち25人に何らかの障害があります。

(従業員)  
「同じ作業を繰り返しやっていくことで、仕事のやり方が分かっていくので、それが楽しいです」

(中根グループリーダー)
「われわれであれば、パソコン1台壊して一息ついて次の作業に移る。(彼女の場合は)そのまま一呼吸置かずに作業を続けてくれる集中力の高さですね。作業の台数も伸びてくる」