19日、北海道標茶町で合わせて約4ヘクタールが燃える林野火災が発生し、現場からロケット花火の燃え殻が発見されました。
「クマよけ」のために使用したとみられていて、火災につながった可能性があるということです。

4月19日正午ごろ、標茶町塘路で林野火災が発生しました。

火は午後3時に消し止められましたが、約0.5ヘクタールを焼損しました。

午後2時半ごろには、数百メートル離れた別の地点でも新たな火災が発生し、約3.5ヘクタールを焼損しました。

標茶町塘路で発生した林野火災(標茶消防署提供・19日)

消防によりますと、出火原因は調査中だということですが、現場付近からはロケット花火の燃え殻が見つかったということです。

この地域は、「行者ニンニク」を採るため入山者が多く、クマ対策として爆竹やロケット花火を使用する事例が複数確認されていて、火災当日も同様の音が確認されていました。

ロケット花火が発見された標茶町塘路の現場(標茶消防署提供)

当時、標茶町には林野火災注意報が発令されていて、火気使用は重大な火災につながるおそれがあるとしています。

標茶消防署は、「林野火災注意報・警報発令時は、森林内での火気使用を控えてください。爆竹やロケット花火の使用、喫煙は行わないでください」とコメントしていて、クマ対策には、鈴やホイッスルの携行、クマ撃退スプレーなど、火気を使用しない方法を呼びかけています。