「大阪松竹座」が閉館することを受け、道頓堀の芸術文化を残こしてほしい、と署名活動が行われました。

 大阪市中央区でおこなわれた署名活動。閉館する大阪松竹座に代わって、劇場文化を受け継ぐ新たな施設の検討を求めていて賛同する人が立ち止まり署名します。

 大阪松竹座は100年以上前に活動写真館=現在の映画館として開業。1997年に演劇の劇場として生まれ変わり、歌舞伎やミュージカルなどの公演が行われてきました。

 しかし大阪松竹座の入るビルを運営する松竹は、建物や設備が老朽化しているとして5月の公演を最後に、約20億円をかけて解体することを決めました。

 関西で歌舞伎の普及活動を行う団体は、松竹座の建物がなくなったとしても関西の芸能文化の中心地・道頓堀に劇場文化を残してほしいと去年12月から活動を続けています。

 (関西・歌舞伎を愛する会 向井康人さん)「将来、大阪で歌舞伎が廃れないような土壌ができる状態じゃない。できたら一級の歌舞伎ができる、そういう施設を何年かかってもいいからつくってほしい」

 署名をした人からも松竹座の解体を惜しむ声が…

 「絶対残してほしい。小さいときから松竹座あったもんで、何回も舞台観させてもらっているので」
 「芝居とか芸能を目指す人にとって、芸能の道を閉ざすのはあかんと思う。小屋がなくなるのではなくて増やしていってほしい」

 署名は松竹と国や大阪府市に提出する予定だということで、4月18日時点で約1万8000人分集まっているということです。