西アフリカのトーゴは、アフリカ大陸などを実際よりも小さく反映した「メルカトル図法」の地図の使用をやめるよう、国連に決議案を提出すると明らかにしました。
トーゴのドゥセ外相は、ロイター通信に対し、9月の国連総会に向けて、アフリカ大陸の実際の大きさを反映した「イコールアース図法」の世界地図の採用を国連加盟国に求める決議案を準備していると明らかにしました。
日本も含め、世界中で広く使用されている「メルカトル図法」の地図は、高緯度の北米やヨーロッパが相対的に大きく示される一方、低緯度のアフリカや南米は小さく示されています。
「メルカトル図法」では、アフリカ大陸とグリーンランドがほぼ同じ大きさに見えますが、実際の面積はアフリカがおよそ14倍。
一部では、こうした歪みが、教育や報道、政策の中で、アフリカを過小評価する要因になっていると指摘されています。
トーゴ ドゥセ外相
「旧植民地支配国も含め各国には、この取り組みを支持する必要があります。なぜなら、これは科学的真実だからです」
55か国が加盟するアフリカ連合は、今年初め「メルカトル図法」を廃止し、「イコールアース図法」への切り替えを進める決議を採択しています。
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