専門家は、熊本地震のような内陸を震源とする「直下型地震」は仙台市中心部でも起こりうると警鐘を鳴らしています。

東北大学・災害科学国際研究所・遠田 晋次・教授:
「熊本地震は活断層から起きた非常に浅い直下型の地震だったというのが特徴的」

地震のメカニズムに詳しい、東北大学の遠田晋次教授。
熊本地震は、これまでにない特徴を持っていたと話します。

東北大学・災害科学国際研究所・遠田 晋次・教授:
「4月14日に最初のマグニチュード6.5の地震が起きて、それから28時間後の4月16日の未明、もっと大きな本震、布田川断層の動きによるマグニチュード7.3の地震が起きた」

観測史上初めて震度7の揺れが、立て続けに起きたのです。
2016年4月14日の地震が「前震」16日が「本震」だったと考えられています。
しかも、事前に予測されていた地震の発生確率は極めて低いものでした。

東北大学・災害科学国際研究所・遠田 晋次・教授:
「熊本地震が起こる直前の布田川断層が大地震を起こす確率は、今後30年でほぼ0%とみられていた。必ずしも確率が低いと考えられている活断層でも安心はできない」