関連死を含め278人が亡くなった熊本地震は、「本震」の発生から4月16日で10年です。東日本大震災で長女を亡くした熊本出身の女性は、ふるさとへの思いを語ると共に、災害への備えを再確認してほしいと呼びかけています。

佐藤 美香さん:
「あの日は眠れなくて故郷がどういう状況になっているのかがわからなくて。自分たちも東日本大震災で大変な思いをしたこともあって、熊本地震も、その後のことを考えると胸が苦しくなった」

宮城県石巻市に住む佐藤美香さん。2011年、東日本大震災の津波と火災で6歳だった長女の愛梨さんを亡くしました。さらに2016年、ふるさとの熊本を震度7の地震が襲いました。実家がある熊本県氷川町も強い揺れに見舞われました。

愛梨さんとも訪れた、思い出の場所も10年前の地震で被災しました。

佐藤 美香さん:
「熊本城も被害があって。まさか熊本がこうなるとは思っていなかった。娘といった場所はいろいろと思うことがあった」

東日本大震災の発生から15年、熊本地震の発生からは10年となる中、佐藤さんは、宮城の地でふるさと熊本の復興を願い続けています。

佐藤 美香さん:
「時の流れは人それぞれだが、私は震災のことを昨日のことのように思うし、娘を思わない日は全くないので。いつ何時次の災害が起こるかわからないので命を守る行動がとれるようにしてもらいたい」