正解のない「看取り」の答え合わせ
結局、私たちには結論を出す時間はありませんでした。
父の容態は急変し、2日後、病院のスタッフに見守られながら息を引き取りました。家族全員でその最期を看取りました。
厚生労働省の人口動態統計(2023年)によりますと、死亡場所の構成は、病院:64.4%、自宅:17.0% となっています。
一方で、同省の「人生の最終段階における医療・ケアに関する意識調査」では、理想の場所として、自宅が43.8%に達します。
私たちは、まさにこの「6割の現実」と「4割の願い」の狭間で、激しく揺れ動いたのです。














