アメリカのトランプ大統領は中国の習近平国家主席へ書簡を送り、イランに対し兵器供与を行わないよう求めたと明らかにしました。
アメリカ トランプ大統領
「中国が兵器供与を行っているという報道があったので書簡を送った。習主席からは“そのようなことはしていない”という回答があった」
トランプ大統領は15日に放送されたFOXビジネスの番組で、中国の習近平国家主席と書簡の交換をおこなったと明らかにしました。
中国がイランに対し兵器供与を行っているという報道を受け、トランプ大統領が兵器供与を停止するよう求めたのに対し、習主席からは「そのようなことは行っていない」という回答があったということです。
トランプ大統領は8日にイランに対して兵器を供給する国からの輸入品に対し、50%の関税を課すと表明していました。
こうした中、AP通信は15日、アメリカとイランが停戦の延長と交渉再開に近づいていると報道しました。
交渉仲介国の当局者がAP通信に対し、「アメリカとイランが停戦の延長で“原則合意”した」と話したということです。
仲介国は、▼イランの核開発計画、▼ホルムズ海峡、▼アメリカからイランへの損害賠償の3つが主な懸案だとして、アメリカとイランの双方に譲歩を求めているということです。
また、トランプ氏は15日、自身のSNSで「中国は私がホルムズ海峡を恒久的に開放することに非常に満足している」と主張しました。
ホルムズ海峡の開放について「私は中国のためにも、世界のためにも行っている」としたうえで、イランによる封鎖のような状況は「2度と起こらないだろう」と書き込んでいます。
そのうえで、「中国はイランに武器を送らないことで合意した」として、「私が数週間後に北京に行けば、習近平国家主席は大きくて、力強いハグをしてくれるだろう」ともつづっています。
トランプ氏は「我々は非常にうまく協力している。これは戦うよりずっと良いことではないか?」と強調しました。
一方で、「覚えておいてくれ、我々は必要とあれば戦うのも非常に得意だ。他の誰よりもはるかに優れている!」とアピールしています。
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