ある家庭で、自らさばいたフグを食べ、食中毒が発生しました。「正しく調理しないと、時には死に至ることがある」と当局が注意を呼び掛けています。

兵庫県によりますと14日午前、市内の医療機関から「ふぐ食中毒を疑う患者を診た」と、加古川健康福祉事務所に連絡がありました。

調査したところ、80代の男性が友人から譲り受けたフグを自らさばいて家族2人で食べ、翌日未明から足のふらつきを発症して、救急搬送されたということです。

食べたのはフグの煮つけで、肝臓や卵巣などを含むとみられ、有毒部位を食べていることと、テトロドトキシン(ふぐ毒)が検出されたことなどから、当局は食中毒と断定、男性は入院中で、快方に向かっているということです。

兵庫県下では、数年に1度程度、ふぐ食中毒が発生していて、そのほとんどが釣ったふぐを家庭調理して発生しているということです。県は「ふぐの素人料理は絶対にやめましょう」「卵巣、肝臓などの内臓は、ふぐの種類にかかわらず絶対に食べてはいけません」と呼びかけています。