「特定外来生物のクビアカツヤカミキリによって、桜が枯れる被害がすでに全国で起きている。府内でも急拡大しているという状況です」

大阪府の吉村知事は会見でこう切り出し、府民参加型の捕獲イベント「サクラを守れ!クビアカツヤカミキリ【夏の陣】2026」を開催すると述べました。

府によりますと、イベント参加は無料で期間は成虫が発生する季節の6月1日から8月28日まで。成虫のクビアカツヤカミキリの累積捕獲数上位の20人には、天王寺動物園ガイドツアー招待券、セレッソ大阪グッズ、Amazonギフト券が贈られるということです。
(1~5位:1万5000円分 6~10位:8000円分 11~20位:5000円分とのこと)

★クビアカツヤカミキリとは

特定外来生物に指定されているクビアカツヤカミキリ。体長は2cmから4cm。首のように見える部位が赤いのが特徴です。

国内では2011年に埼玉県で初めて確認され、今年2月までに16都府県で見つかっています。

成虫は桜や梅、桃などの木の幹の表面に一度に数十個の卵を産みつけます。

孵化した幼虫は2年から3年、幹の中で過ごし、皮のすぐ内側の栄養や水を運ぶ「道管」を食い荒らして木を弱らせ、倒木などを引き起こします。

京都府で取材したケースでは、京都市西京区や伏見区のほか、福知山市や京田辺市などで計約200本の木に被害が確認されているということです。