旧姓使用の法制化? 選択的夫婦別姓の議論はどこに

事実婚を選択する人もいるなか、国会では2025年、28年ぶりに「選択的夫婦別姓制度」の導入が審議されました。しかし、「家族の一体感を損なう」などとする保守派の反発が根強く、採決には至りませんでした。

3月、高市総理は…

立憲民主党 蓮舫 参院議員
「総理は選択的夫婦別姓、別氏制には反対ですか」

高市総理
慎重な立場でございます。現在でも旧氏を通称で使っている方々の利便性をさらに高めていくべきと考えている」

政府が検討する「旧姓使用の法制化」。
通称として使う旧姓に法的効力をもたせ、一部の銀行では現在認められていない旧姓での口座開設やクレジットカードへの旧姓記載などを想定しています。

ただ、旧姓使用拡大の検討が進む一方で、改姓によるアイデンティティーの喪失などの問題については議論が尽くされていないという指摘もあります。

先ほどの、同姓限定の婚活パーティー。

伊藤さん(男性)
「男性というのもあり、自分の名字はそのままなんだろうなと。正直そこは考えてもいなかった。女性が名字に関して考えていると聞けて、そういう意見もあるのかと新鮮でした」

主催者は、「名字の問題で悩まなくていい社会になってほしい」と訴えます。

「同氏婚のススメ」を企画 丸山優河さん
「名字の問題が、日本で生きることのハンディキャップになってしまうことが大きな問題だと思っている。そういった問題を一挙に解決できるのが別姓も同姓も選べる社会だと思う」