台風10号の教訓 帰宅困難者の不安を和らげる「食」の力

柑橘の栽培が盛んなスイーツのまち、熱海を全面に押し出したこのチーズケーキは、帰宅困難者向けに開発された防災備蓄品です。

背景には、2024年8月に県内を襲った台風10号の教訓があります。大雨の影響で公共交通機関がストップし、JR熱海駅では観光客を中心に大勢の帰宅困難者が出ました。

観光客からは「3時間ぐらい待っている」「足も疲れてきて大変」といった声が上がっていました。

熱海市として後手に回っていた帰宅困難者対策。不安の中で長時間待つ人たちに何かできることはないかと考え、たどり着いたのが心を和らげる食べ物でした。

<熱海市観光経済課 中島浩太郎課長>
「やはりなかなか帰れなくて心が落ち着かないというところがあると思いますので、この心を和らげるようなそういう食料品になればいいかなと」