のんびりした島時間の中で「世の中の流れ」見つめた生き残り戦略

「麦茶のもと」や「小麦珈琲」など付加価値のついた商品にすることで、観光で訪れた客の心を掴みはじめています。
千葉県からの観光客:
「小麦粉だったら買わないよね。商品だったら買うけど。地元のものがすごく多いですよね。お祭りのシャツとか」
ポップな「ロゴマーク」がついたトートバッグやTシャツ、島の湧き水を使用した化粧水など、まるで生活雑貨店のような品ぞろえから評判を呼び「旅の目的地」に進化しているのです。

こういった取り組みで、赤字だった経営はおととし、およそ600万円の黒字が出るまでになりました。自治会長の玉城さんの次の狙いは、共同売店を「散策の拠点」にすることです。売店の裏手にあるフクギ並木は散策のポイントです。
歴史的な建造物から近代的なアートまで、見どころが多い伊計島。共同売店が島の活性化への核となると話します。

「観光を含めて活性化の拠点施設としてやっていきたいし、共同売店は物を買うだけでなくて地域の福祉高齢者施設という役割もあるので、これを継続できるように」
伊計島共同売店を覗いてみると、一見のんびりした時間が流れているようで、目まぐるしく変わる世の中の流れの先を見据え、動き続ける人の姿がありました。














