・撮影日:2026年4月7日
・撮影場所:原谷苑 / HARADANI-EN Garden
(京都府京都市北区大北山原谷乾町36)

・取材後記:
京都市北区、金閣寺の北西の山間にひっそりとあるのが、今回の舞台「原谷苑(はらだにえん)」。アクセスのしにくさなどから、「隠れた花の里」と呼ばれ、知る人ぞ知る桜の名所です。
1958年頃、現当主の祖父が譲り受けた開拓地を開墾し、桜や紅葉などを植樹したことが始まりで、以降3代にわたって丁寧に少しずつ大きくし、今では桜20種400本、季節の花が約1000本咲き乱れる花の里に育てあげました。
例年ですと、3月下旬に吉野桜や一重の枝垂れ桜などが咲き始め、4月上旬に八重の紅枝垂れ桜が見ごろとなり、さらに中旬からは遅咲きのぼたん桜などが満開になるそう。取材した4月7日は八重の紅枝垂桜が満開を迎えていました。
現当主・村瀬浩司さんが最も大切にしていることは、「神社仏閣などと差別化した異彩の庭を作ること」。その考えは苑の木々や草花の多様さで表現されています。赤、白、黄色、紫…カラフルな地上の草花と桜のピンクの調和は一見の価値ありです。
取材当日の天気予報はあいにくの雨。鬱々とした気持ちで苑内に入ると、そこには花、花、花の別世界が…。桜の取材で様々なところを訪れている私も思わず息を飲みました。
早朝の限られた時間、空の様子を伺いながらの撮影でしたが、私が現場で感じた桜のすばらしさを少しでも映像として残せていたら幸いです。