日本の技術が宇宙へ
「アルテミス計画」には、日本の技術も役立てられています。
寺門氏によると、JAXAとトヨタなどが共同研究している月面探査車の「有人与圧ローバー」は、走行距離が長くかなり遠くまで行って帰ってくることができるので、将来の月面での月探査に非常に役立つということです。
科学ジャーナリスト 寺門和夫氏:
これからは、近くを移動するだけでなく、月面のかなり遠くまで行って探検をしなければいけないわけです。日帰りというのはなかなか難しいので、泊まりながら少し遠くまで行って観測を行うための新しい車ですね。
恵俊彰:
月にはエネルギーなどがあるんですか?
科学ジャーナリスト 寺門和夫氏:
これからそういう話になってくると思います。
水を作る事業だとか、月の鉱物を資源として利用する産業だとか、そういったものが人間が月にずっと滞在するようになれば出来てくるわけですよね。

さらに、アルテミスⅣ以降、日本人の宇宙飛行士が月に行く未来も見えてきました。
2024年に日本とアメリカ両政府による「アルテミス計画」に関する合意が行われました。
日本からは、「有人与圧ローバー」をアメリカに提供し、アメリカ側からは日本人宇宙飛行士の月面着陸の機会の提供が行なわれます。
科学ジャーナリスト 寺門和夫氏:
基本的に、巨額の費用がかかるので、日本、ヨーロッパ、カナダなどが協力しながら進めていく計画ですので、日本人宇宙飛行士にも月面に降りる機会があるということになります。














