中国軍の戦闘機がアメリカ軍の偵察機に異常接近したとアメリカ軍が発表した問題で、中国軍は新たな映像を公開して「米軍機が中国軍機に接近してきた」などと反論しました。
この問題は、アメリカインド太平洋軍が先月21日、アメリカ軍の偵察機が南シナ海上空の国際空域で通常の偵察飛行中に、中国軍の戦闘機「殲11」がおよそ6メートルの距離にまで異常接近してきたと発表し、中国側に危険な行為をしないよう求めたものです。
これに対して中国軍は先月31日、中国軍機側から撮影したとする新たな映像を公開すると共に報道官のコメントを発表。「米軍の声明は事実を顧みない誹謗中傷で、米軍機が中国機の再三の警告にもかかわらず突然、危険な接近行動をとった。アメリカ側がわざと世論をミスリードしようとしている」と主張しました。
米中は去年11月の国防相会談で意思疎通の維持や危機管理の強化で合意していましたが、両国の主張は真っ向から対立しています。
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