世界各国が新たな年を迎える中、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナでは、大みそかにも首都などがミサイル攻撃を受け、日本の記者も負傷しました。

マスクをした人がほとんど見られない新年の幕開け。

イギリス・ロンドンでは、観覧車がウクライナ国旗の青と黄色にライトアップされ、連帯が示されました。

しかし、そのウクライナの首都では…。

大みそかにもロシアによるとみられるミサイル攻撃が相次ぎ、ウクライナ全土で2人が死亡、50人が負傷しました。朝日新聞社によると、取材活動をしていた記者の関田航さん(36)も右足を負傷したということです。

また、ウクライナ空軍は31日夜から1日朝にかけて、ロシア軍のドローン45機を迎撃したとしています。ゼレンスキー大統領は。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「我々が新年に祈るのは勝利だけだ」

国民に対し改めて団結を呼びかけた上で、「我々から奪われたものを取り戻す年にしよう」と、占領地の奪還に意欲を示しました。