生後わずか3か月の赤ちゃんが、認可外保育施設でうつぶせ寝のまま心肺停止となり、命を落とした。2022年のことだ。事故から3年がたち、不起訴という処分結果が下された今、母親が初めてテレビカメラの前で取材に応じた。

「頭が真っ白になって、信じられない」

2022年7月、沖縄県那覇市にあった認可外保育施設「緑のすず乃保育園」で、生後3か月の男の子がうつぶせで寝かされた状態で心肺停止となり、その後死亡した。その子の名は「涼空(りく)」ちゃん。まだこの世界に触れて間もない命だった。

亡くなった涼空ちゃん 生後1か月半当時

警察は2025年11月、十分な監視を怠り、異変を認識した後も救護措置をとらなかったとして、当時の園長を保護責任者遺棄の疑いで書類送検。しかし2026年3月31日、那覇地検は不起訴処分とした。

「収集済の証拠関係を踏まえ、適正な判決を獲得できるかという観点から総合的かつ慎重に検討した結果」だった。

その知らせを受けた母親の言葉は、重かった。