原油の代替調達は中央アジア・豪州から キーマン「5月から本格化」

INPEX 上田隆之 社長
「INPEXは、中東以外でもオーストラリアやアゼルバイジャン、カザフスタン、色々な国で原油あるいは天然ガスの生産を行っている」
政府も株式をもつ、日本最大級のエネルギー開発会社「INPEX」。カザフスタン、アゼルバイジャン、オーストラリアの油田やガス田の権益を持ち、5月にもオーストラリア産の原油が日本に到着するといいます。
さらに、中央アジアのカザフスタンとアゼルバイジャンにある原油については、これまで主にヨーロッパ向けに販売していましたが、今後、日本へ優先的に供給すると明らかにしました。

ルートはカスピ海にあるカザフスタン、アゼルバイジャンの原油をパイプラインを使って黒海へ。タンカーに移し替え、地中海、紅海を通っていき、ホルムズ海峡を避けて日本に向かわせます。
ほかにも、喜望峰を回るルートもあります。しかし、問題は輸送日数とコスト。ホルムズ海峡を通る中東産は20日程度に対し、カスピ海の原油の輸送は最低でも40日程度かかります。時間がかかる分、コストもかさみます。
INPEX 上田隆之 社長
「中東から持ってくるのと、アゼルバイジャンから持ってくるのを比べると10倍くらい船賃が高い」
さらに、供給の9割を中東に依存する日本にとって、ここだけでは賄いきれないといいます。

INPEX 上田隆之 社長
「中東に代わる世界全体の代替供給先は正直言ってない状況だと思います。供給が縮んでますので、やや争奪戦になってると思う」














