ロシアのプーチン大統領は新年のメッセージでウクライナ侵攻について「祖国の防衛は神聖な義務だ」と述べ、侵攻を続ける姿勢を強調しました。
ロシア・プーチン大統領
「祖国の防衛は祖先と子孫に対する神聖な義務だ。道徳的かつ歴史的な正しさは我々の方にある」
プーチン大統領は兵士たちを後ろに並ばせて、ロシアにとって2022年は「完全な主権を確立するため困難だが必要な決断の年だった」と述べました。
一方的に併合したウクライナの4つの州については「我々の歴史的領土で住民たちを守るために戦っている」と主張。「祖国防衛は神聖な義務だ」と侵攻を正当化し継続する姿勢を強調しました。
そのうえで、「欧米はウクライナを利用してロシアを崩壊させようとしているがそうはいかない」と語りました。
今回のメッセージは前線に近い南部軍管区を訪問して、そこで収録されたということで、その際、侵攻を統括する総司令官らを表彰したとしています。
侵攻が続く中での年越しとなった首都モスクワでは、恒例の花火が中止となりましたが、イルミネーションは実施されていて、侵攻を支持する「Z」の文字なども並んでいます。
注目の記事
「市民に信を問う」“学歴詐称”疑惑で不信任決議を受けた静岡・伊東市の田久保市長、議会解散を選択 「伊東市がどうなっても関係ない」市民からは怒りの声【news23】

“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】女子中学生をはねとばした”危険運転” 事故から2週間...中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い抜き命を危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかる恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市
