2025年、女川原子力発電所2号機で水素濃度検出器が異常な数値を示した不具合は、検出器の水素を吸着する金属線の表面の割れなどが原因と分かりました。

これは、東北電力が7日の会見で明らかにしたものです。

女川原発2号機では、2025年5月と6月、原子炉格納容器内に設置されている水素濃度検出器2台が異常な数値を示し、交換作業のため一時運転を停止しました。

この検出器は、水素を吸着するパラジウム製の金属線がボビンに巻き付けられている構造です。

東北電力が、検出器のメーカーと調べたところ、この金属線が製造過程や原発内での性能試験で加熱や冷却を繰り返すうち、表面に割れや被膜のはがれができ、酸化が進んだことで正常な濃度を測れなくなったとわかりました。

東北電力原子力設備課 秋葉真司課長:
「納入前にメーカーで試験したうえで、東北電力でも試験、検査をやって設置して使っているので、メーカー・当社いずれかに責任があることではないと考えている」

今後は、性能試験の方法を見直し金属線の負荷を減らすなどして、再発防止を図るということです。














