東日本大震災から15年の節目にあたり、福島県を訪問中の天皇皇后両陛下(愛子さまを同伴)が、訪問1日目の感想を寄せられました。
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東日本大震災から15年という年に、初めて3人そろって福島県を訪れることを感慨深く思います。
きょうは、内堀知事から東日本大震災がもたらした被害の大きさ、復興に向けたこれまでの福島県の取り組みなどについて、お話をうかがい、理解を深めることができました。
その後、双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」で花をお供えし、犠牲となられた方々に、哀悼の意を表するとともに、これまでの福島の人々の苦難を思い、復興に尽力されてきた方々への、敬意の念を新たにいたしました。この伝承館では、伊沢双葉町長から、避難者の帰還の状況や、復興に向けた取り組みについて、お話をうかがい、また、発災当時の映像や資料の展示、高村館長の説明を通じて、地震・津波、原子力発電所の事故という複合災害の被害の大きさや、教訓を再認識しました。そして、辛い経験を自ら語ることを通じて、震災の経験や教訓を伝える活動は、大変意義深いものであると思いました。
また、被災された方々のお話をうかがい、発災直後の状況や、長期間にわたる避難生活など、皆さんが経験された苦難の一端に触れ、そのご苦労をしのぶとともに、現在も皆さんが地元の復興に力を尽くされていることに深い敬意を抱きました。その一方で、今なお様々な困難が残されていることや、故郷の町に帰ることができない方が、多くおられることに心が痛みます。
初めて福島県を訪れた愛子にとっても、今回の訪問は被災された方々や復興を担う方々からお話を直接うかがう貴重な機会になることと思います。私たちそろって、東日本大震災による、被害の大きさを肌で感じるとともに、さまざまな苦難を乗り越えてこられた福島の人々の思いを改めて深く心に刻み、災害の記憶や教訓を引き継いでいくことの大切さについて、思いを新たにいたします。今後、福島の着実な復興と人々の幸せを心から願っています。きょうは、多くの県民の皆さんにあたたかく迎えていただいたことに、心から感謝いたします。
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